母乳やミルクを飲んだ後はゲップをさせないといけないと言うのは、子供を持たない人でも知っていると思いますが。
実際にゲップをさせる時に、どれがゲップなのか見分けつかない時があります。
小さく「ウェっ」って言ったり、大きな呼吸だったのかゲップだったのか分からなかったり。
そして分からないままずっと背中をポンポンする羽目になります。
今回は、そう言った疑問を解決するために。
どこからがゲップなのかと言う見分け方と、ゲップがなかなか出ないときの対処法をお教えしたいと思います。
そもそもなんで赤ちゃんはゲップさせないといけないの?
赤ちゃんはミルクや母乳を飲む時に一緒に空気もそのまま飲み込んでしまいます。
すると、胃の中にはミルクの他にと空気がたくさん入ってしまいます。
この空気を抜く作業がゲップとなります。
ゲップをしっかり出せればミルクはしっかりと胃のなかに残り消化吸収を良くします。
もし胃の中の空気をそのままにしてしまうと、
空気を口から出す時に一緒に胃のなかのミルクまで出てしまい
せっかく飲んだミルクを口から吐いてしまいます。
なので出来るだけ赤ちゃんの授乳の後はゲップをさせるようにしましょう。
赤ちゃんのゲップってどう見分ける?
赤ちゃんのゲップって見分けにくい時ないですか?
特に新生児の頃は大きいゲップをしない子も多いので見分けるのが難しいですよね。
ゲップをさせる目的は胃の中の空気を抜く事です。
飲み方が上手な子や少量しか飲まない子、母乳で育てている子は空気が入りにくいので大きなゲップは出にくいです。
なので「ウプッ」や「ふすぅ〜」と言った空気の抜け方がすることもあります。
逆にミルク瓶で授乳させるときは空気が入りやすいので比較的大きいゲップをしやすいです。
「ゴォップ」「ゲェップ」など大きい音を出すのでわかりやすいですよね。
音を出せればOKではなくて、胃の中の空気が抜ければOKなので
口から呼吸よりも多めの空気が出れば大丈夫です。
もしそれでも不安な方は縦抱きの抱っこを5分間継続してあげてください。
そうすると呼吸と共に胃のなかの空気も少しずつ抜けていきます。
ゲップの効率的な出させ方
ゲップの効率的な出し方として
1 赤ちゃんの胸を肩にかけるように縦抱きにします。
2 その時に赤ちゃんの体が少し丸くなるように抱きます。
3 背中の中央やや下あたりから首元まで空気を上に逃してあげるようにさすってあげます。
4 ゲップが出て赤ちゃんが苦しそうでなければ終了です。
5 もしゲップが出なくても5分間行えば空気は自然と抜けるので赤ちゃんの顔が苦しそうでなければ終了しても大丈夫です。
ゲップが出ない時の対処法
ゲップってちょっと使命感みたいなのもあって、ゲップを出してあげないと赤ちゃんがかわいそう!と思い
30分〜1時間も背中をさすってあげているママさんも多いらしいです。
でも、実はゲップが出なくても胃のなかの空気が抜ければOKなので、縦抱きで5分ほど背中をさすってあげるだけで、ほとんどの空気は抜けてくれます。
なので、授乳させた後は5分の制限時間を設けて背中をさすってあげてください。
5分経ってゲップが出てなくても赤ちゃんの胃の中の空気は呼吸と共に抜けてくれているので
安心して寝かしてあげてください。
もし寝かせた後、少し苦しそうな顔や息遣いをしていた場合のみもう一度5分間縦抱きに戻してから背中をさすってあげてください。
一度横に寝かせた後に縦抱きにすると胃の中の空気が良い感じに移動してくれてるのでゲップが出やすくなります。
まとめ
赤ちゃんには授乳がつきもので、授乳にはゲップがつきものになります。
でも決してゲップに固執するのではなく、ゲップの意味を理解して正しい方法で対処してあげることで
無駄な労力を使わなくても良いことに繋がります。
もしゲップの出し方が下手でなかなかゲップが出ないことに悩んでいる方がいるのであれば
今回の記事を実践して少しでも育児が楽しくなってくれればいいと思います。
では次の授乳から頑張ってみてくださいね!
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