産後なかなか生理がこない、授乳していると卒乳するまでこない、授乳していても産後1ヶ月ごろから生理がきたなど聞いたことありますか?
2人目以降を考えている方だと、生理がこないと心配になりますよね。
産後の生理はいつから来るものなのか、病院にいく目安など紹介していきたいと思います。
目次
産後の生理っていつから?

一般的には産後2〜3ヶ月かかりますが個人差が大きいです。
授乳をしている人は産後3〜4ヶ月程度はかかるとされています。
産後8ヶ月までに授乳している人の70〜80%の人は生理が再開していますが、完全母乳の方は卒乳まで生理がこないこともあり1年以上生理がこないこともあります。
私の通っていた産婦人科で説明されたのは、生理再開は本当に個人差が多く、産後すぐに再開する人と卒乳まで再開しない人がいるとのことでした。
私の場合は初産婦だったため、どちらのパターンか分からないと言われました。
実際はほぼ完全母乳で、母乳量も多く出ていましたが、産後1ヶ月すぎで生理が再開したので、私は早いパターンだったみたいです・・・
生理がなかなかこないのはなぜ?

産後の女性の体は、ホルモンバランスや子宮をもとに戻そうとしたり、出産のダメージから体をもとに戻そうと頑張って働いています。
そのため、産後すぐには生理は再開されません。
授乳をしていると卵巣機能の回復が遅くなるので、生理再開は遅くなる傾向があります。
特に産後生理がこない原因を紹介します。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠・出産でホルモンバランスはとても乱れています。
特に母乳を出すために、プロラクチンというホルモンが働いており、プロラクチンは排卵を行わないように働くため、生理が再開しにくいです。
授乳回数や授乳量、体質で個人差が出てくるため、授乳しているからと言って必ず生理の再開が遅いというわけではありません。
栄養状態が悪い
産後、食事からの栄養状態が悪いと生理不順や生理が遅くなる原因となります。(産前でも同じですが…)
出産で体もダメージを受けているため、しっかり回復させるためにも栄養はしっかりと摂りましょう!!
妊娠している
生理がまだきていないから、授乳中は生理はこないからと安心して避妊せず性行為を行うと、妊娠している場合もあります。
生理前に排卵はしているので、注意が必要です。
授乳中に妊娠すると、授乳は子宮の収縮を引き起こすので流産してしまう可能性もあり、断乳をしないといけなくなります。
生理再開の症状は?

生理再開の兆候としては、妊娠前と同じです。
胸の張りや腹痛・腰痛、下痢・便秘など妊娠前に感じていた症状をまた感じるようになります。
生理がこないときに病院を受診するタイミングは?

・産後1年以上、生理がこない
・卒乳しているのに生理がこない
・産後1年経っても生理不順
・生理は再開したが出血量が多い
・生理期間が長くなった
といった症状がある場合は、診察を受けてください。
生理が遅れる原因としては子宮筋腫やポリープ、甲状腺の病気などが原因になっていることもあります。
子宮筋腫
良性の腫瘍です。症状としては、生理痛・多量出血・腰痛・頻尿・貧血などがあります。
甲状腺の病気
甲状腺が働きすぎると、甲状腺が腫れたり、疲れやすくなったり、汗をかきやすくなったり、たくさん食べていても痩せたりします。
甲状腺がうまく働かないと、貧血・むくみ・便秘・寒がりになったり、食欲不振になったりします。
何かおかしい、心配な時は病院を受診するようにしてください。
まとめ
生理の再開は個人差がかなり大きいです。
周りの人に聞いていたことと違っても深く考えすぎず、待ってみましょう!
1年以上生理がこなかったり、生理が来ていても症状がかなり重い場合などは迷わず病院受診してくださいね!
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