妊婦がカフェインを摂ってはいけないのってほんと?

妊娠中

妊婦はカフェインを摂ってはいけないと聞いたことはありますか?
コーヒーが好きな人からすれば、赤ちゃんのためとはいえ辛いですよね。
カフェインが赤ちゃんに与える影響と全く摂取してはいけないのかなど紹介していきます。

カフェインは摂ってはいけないの?

カフェインを絶対に摂取してはいけないというわけではないです。

世界保健機構(WHO)では、カフェインの胎児への影響はまだ確定していないとしつつ、紅茶・ココア・コーラ飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれていることから、妊婦はコーヒーの摂取量を1日3〜4杯までにすべきとされています。

ただし、カフェインは胎盤を通して赤ちゃんまで届きます。
胎児の体はまだ未発達でカフェインを代謝することができないためカフェインの影響を受けやすくなっているため、量には気をつけないといけないです。

また、世界で一番カフェイン摂取量で厳しい基準となっているところでは1日200mg以下の摂取となっているため1日200mg以下のカフェイン摂取量であれば大きな問題はないと考えられます。

カフェインを控えた方がいい理由は

血管を収縮する作用がある

カフェインは血管を収縮する作用があり、子宮へ流れている血管も収縮することで、赤ちゃんへの血の巡りが悪くなります。

イギリス・レスター大学&リーズ大学の論文によると、200mgのカフェインを摂取した場合、胎盤の血流が25%減ることがわかっているそうです。

すなわち、赤ちゃんに栄養が十分にいかなくなります。
栄養が赤ちゃんに届かなければ、胎児発育不全、低体重になってしまうこともあります。
ですので、カフェインの摂取量は1日200mg以下にしておきたいですね。

神経を興奮させる

コーヒーを飲むと眠気が取れるというのはこの作用のためです。
カフェインは胎盤を通して、赤ちゃんにも伝わっているので多く摂取することで赤ちゃんの成長にも影響があります。

栄養不足になってしまう

カフェインは、カルシウムを尿と一緒に出したり、鉄分の吸収を邪魔したりします。

妊娠中は特にカルシウム、鉄分は普段よりも多く必要なのでカフェインに邪魔されることで、不足する可能性があります。

また、妊娠中に必要なビタミンやミネラル不足にも繋がり、栄養バランスが悪くなります。
カルシウムが十分に摂取できていないと、ママの骨粗鬆症こつそしょうしょう(骨が脆くもろくなる病気)にもつながります。

脱水になりやすい

カフェインには利尿作用(尿が出やすくなる)があります。
そのため、脱水になりやすいです。
特に、夏場は注意が必要です。コーヒーを飲んだら、水を飲むというように工夫が必要となってきます。

カフェインが含まれているもの

飲料・食品単位カフェイン量
レギュラーコーヒー100ml60mg
インスタントコーヒー100ml60mg
ココア100ml10mg
煎茶100ml20mg
紅茶100ml30mg
烏龍茶100ml20mg
コーラ100ml10〜19mg
ミルクチョコレート100g25〜36mg
ビターチョコレート100g68〜120mg
缶コーヒー1本100〜150mg
エナジードリンク1本22〜142mg
栄養ドリンク1本100〜150mg

このほかにもカフェインが含まれているものは案外多いです。
チョコレートなどは特に妊婦さんで摂取している人も多いと思いますが、気をつけなければいけません。

基本的にノンカフェインの飲み物を選ぶのがいいです。
コーヒーでもノンカフェインのものが最近は多く出てきているのでぜひ試してみてください!

まとめ

カフェインは摂取してはいけないものではないですが、できるだけ避けたいですよね。
1日200mg以下にできるだけ抑えて、赤ちゃんがすくすく育ってくれるのを邪魔しないようにしましょう!

コメント