離乳食を始める時期には個人差があります。
早い子では3ヶ月ぐらいから初めていたりしますよね。
こんなに早くからあげても大丈夫なのかな?
いつから離乳食って始めるべきなのかな?
個人差が大きすぎて自分の子供がいつ初めていいのか分からない。って方が多いと思いますので
今回は離乳食の始める時期の見分け方とそれに伴う赤ちゃんの身体の変化についてお話ししていきたいと思います。
目次
離乳食を始めるための赤ちゃんの身体の変化
口の構造
赤ちゃんはミルクを飲んだり口をパクパクさせることで口の周りの筋肉を鍛えています。
まだ口の筋肉がしっかりと発達していない時期にスプーンで食事をさせても口を閉じて食べることができずに
ダラーっと口から垂れてしまいます。
大体4ヶ月頃から口の筋肉が発達するので口を閉じて食べることが可能になってきます。
胃の形
新生児の頃や2ヶ月までは胃の形は「とっくり」の形をしています。
この時期は胃の入り口にある筋肉が弱く吐いてしまうことが多いです。
3ヶ月目から徐々に大人のような「豆形」のような形に変化していき入り口の筋肉もしっかりとしてきます。
味覚
味覚にもどんどん変化があります。
3〜4ヶ月までは本能的に好きな味というのがあります。それが「母乳」の味なのですが。
それ以降は甘みや旨味を感じることが出来るようになってきます。
離乳食を始める時期のチェック方法
離乳食は月齢に関係なく赤ちゃんの発達具合によってスタートさせることが望ましいです。
大体5〜6ヶ月が目安と言われていますが、あまりそれに拘らずに下記のチェックを用いて
赤ちゃんの身体の発達具合を確かめてみましょう。
☑︎ 授乳・生活リズムが一定になっている
☑︎ 大人が食べている姿を見て興味を示す
☑︎ 5秒以上座れる
☑︎ 唇にスプーンを当てても嫌がらない
☑︎ 唾液の量が以前より増えている。
この5つのチェック項目が達成できていれば離乳食を始めても大丈夫という事になります。
離乳食を始める時期に悩んでいる方は一度チェックしてみましょう。
最初の離乳食はコレ!!
離乳食の最初の目的は、食べて栄養を取ることよりも、物を口に入れて飲み込む練習の方がメインになります。
なので栄養バランスをそこまで考えなくても大丈夫です。
必要な栄養は母乳によって与えられています。
まだ消化もしっかりとできないので1日にする離乳食の回数も1回程度に留めておきましょう。
簡単離乳食(10倍がゆ)の作り方
・耐熱容器に大人用に炊いたご飯40グラムと水300グラムを入れます。
・ふんわりとラップをしたら電子レンジに入れます。
・600Wで5分間加熱し、一度混ぜてもう一度5分間加熱します。
・粗熱が取れたらすりつぶして完成です。
・シャバシャバぐらいゆるくて大丈夫なのでもし水分が足りなさそうなら途中でお湯や水を足してあげてください。
まとめ
赤ちゃんは毎日着々と成長していきます。
しっかり食べれるように唾液の量や消化酵素などもどんどん発達して大人になっていくのです。
色んな本に月齢の目安が書いてありますがやはり自分の子がそれにあてはまるか不安な方も多いと思います。
まずはご自身の赤ちゃんの成長具合をチェックして、楽しい離乳食生活をスタートさせてあげてください。
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