陣痛がキツくなってくると、もう喋ることもできないぐらい痛みが押し寄せてきます。
頑張って発せれても一言ぐらい。
そんな状態でなかなか旦那さんに何かをお願いしにくいです。
特に、意味のわからない声かけされたら、痛いし、イライラするし、もう黙っててくれと思っってしまいます。
訳わからない行動のせいでお医者さんから、旦那さんが怒られている場面もよく目にします。
なので、今回は立ち合い出産の時の声かけレパートリーを用意しましたので、
これがあれば出産中にイライラさせることなく、素晴らしいパートナーとして活躍できます。
モニターを見て、痛みのきつい時期や痛みが引いていく時期を教えてくれる。
陣痛が始まると、お腹に子宮の収縮を測定するような機械が取り付けられます。
そこには、赤ちゃんの心拍数と、子宮の収縮具合を教えてくれるグラフが描かれています。
痛みがきつい時はそのグラフの針が大きく振れるようになっています。
なので、針が大きく動き出したら、「もうすぐ痛くなってくるよ〜」と声をかけて上げてください。
次に、グラフが最高点に達したら、どんどん針の振れ幅が収まってきます。
そうなると、痛みが徐々に引いてくるので、「もう少しで痛みが引いていくからね」と声をかけてあげて下さい。
いつからいつまで痛いのかわからないと結構辛いので、痛みが引いていくタイミングとかは非常に気持ちが楽になります。
お水を飲む?
陣痛がキツくなってくると自分で水分補給もできなくなってきます。
なので、定期的に「お水は大丈夫?」などと声をかけてあげて下さい。
もう自分で水分補給できない時はほとんど動くことや話すことができないので、
顔や目の動き、表情での合図になるかもしれませんから
しっかりと顔を見て聞いてあげて下さいね。
お尻にテニスボールを当てている時
陣痛がキツくなってきたときに、少し楽にするために肛門にテニスボールを当てると楽になります。
痛みを我慢するときに、お尻のほうに力が入ってしまうので、テニスボールを当ててあげると、その力が逃げるようになります。
なので立ち合い出産の時はテニスボールを用意しておきましょう。(病院で用意してくれてる場合もあるので、事前に確認を)
注意しないといけないのは、ただ肛門にテニスボールを当てれば楽になるというわけではなく、
適切な力で、適切な場所に、適切な方向で力を加えてあげないといけません。
なので、
「力加減はこれくらいで良い?」
「楽な場所に当たってる?」
「力の方向はこれで大丈夫?」
など、細かく質問してあげて下さい。
あと、返事するのも非常にしんどいので、できるだけYESかNOで答えれるような質問にしましょう。
大丈夫頑張れてるよ!もう少しだよ!
あとは単純な声かけが嬉しかったりもします。
頑張ってるときに手を握ってもらって、声を聞くだけでも頑張れます!
ですが、声のかけすぎや、全然関係のない話などは逆にイラついてしまいます。
なので、かける言葉は2つか3つぐらいで十分です。
最悪、かける言葉が無くなっても、しっかり手を握ってあげて、汗を拭いてあげるだけでも
とっても助けになりますよ。
事前に夫婦で話しておく。
立ち合い出産を望まれる人は、事前にどのように行動して欲しいかなど聞いておくのも良いでしょう。
ビデオや写真の撮影や、何かして欲しいことなどあるかもしれません。
立ち合い出産の主役は奥さんですので、
旦那さんは目立つことなく、ただサポートとしてそばにいてあげて下さい。
ベラベラ喋る旦那さんより、無言でもそばにいて手を握ってくれるだけの旦那さんの方が
出産中は喜ばれます。
旦那さんにとっても結構辛い戦いになる立ち合い出産ですが、
それ以上に死ぬかもしれないほどの痛みで戦ってる奥さんを励ましてあげて下さいね。
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